お客様の声vol.13「折り重なる光と影が迎える庭。」鹿児島市 H様邸
閑静な住宅街に浮かび上がる、シックな邸宅。粋を凝らした照明計画で光が多層に重なり合い、壁や地面に樹木の影を投じる姿が幻想的なH様邸では、ご家族の時間もゆったりと流れているかのようです。
soenとの出会いのきっかけは何ですか?
外構やお庭づくりに真摯に向き合う姿勢に安心感
ホームページで写真を拝見したのがきっかけです。かっこいい雰囲気、現代的な雰囲気のお庭が多いという印象で、黒・グレーを基調とする私たちの家に合った外構がつくれると思いました。また、「お客様の声」の記事で、外構やお庭づくりに真摯に向き合う姿勢を感じ、安心しておまかせできると思い、依頼しました。
こんな庭にしたいというご要望はありましたか?
モダンでシックな外構と、雰囲気を高める照明計画
一番は、建物の外観に合ったシックな外構です。当初は、建築会社さんが玄関まわりまで提案してくださっていたのですが、私たちが思い描いていたイメージを形にするのは難しく……そんな中でsoenさんに相談しました。専門的な知識がないので抽象的なイメージをお伝えしたのですが、一度で私たちのイメージどおりの、「これだ!」と思えるパースを描いていただけました。
インスタグラムなどでいろいろな参考事例を調べた中で、黒の手すりや階段の間接照明、植物を下から照らすライトなど、オーダー時からぜひ実現したかったポイントがあり、プランに取り入れてもらっています。
実家とお庭を共有。和洋の植物が二世帯と調和する空間に
また、我が家のお庭は、隣に建つ実家とスペースを共有しているという特徴があります。もともとは実家のお庭で、和風庭園風。主人が生まれた時に植えた思い出の木など既存の樹木は残しながら、和風の感じを和らげ、我が家の外観にも合うようなお庭にしたいとお願いしました。また、飼っているボーダー・コリーは運動量が必要な犬種。子どもたちもまだ小さいので、芝生エリアを広くとり自由に走り回れる空間を希望しました。
実際に暮らしてみていかがですか?
毎日目にするからこそ、自分たちが好きだと思える空間に
特に気に入っているのは、夜の外構です。照明の雰囲気がとても素敵。雨が降っている時も、濡れたタイルに光が反射して雰囲気が変わり、また良いんですよ。仕事から帰ってきて、最初に見る我が家の姿が、自分の家ながら「かっこいいな〜」と幸せな気持ちにしてくれます。正直、お家あっての外構なので、どこまで予算をかけるかはお家づくりで必ず悩むポイントだと思いますが、毎日目にするからこそ、自分たちが心から好きだと思えるものを採用して良かったと思っています。
子どもたちと一緒に、レジャーもお庭のお手入れも楽しむ
広さにこだわった芝生エリアも大活躍です。リ・ガーデン前のお庭ではウッドデッキに犬が爪をひっかけてしまったり、ささくれで子どもが怪我をしたこともありましたが、今は毎日安心して芝生を走り回っています。子どもたちはプールにバーベキュー、サッカー、キャンプとおうち時間を満喫しています。
共働きであることもあり、まめにお庭のお手入れをするタイプではないのですが、私たちのライフスタイルを考慮して、手入れしやすい植物を選んでいただき、また、お手入れ方法を書いたお手紙もいただきました。おかげで、朝夕の水やりをはじめ、週末には子どもたちといっしょに草取りや芝刈りをするなど、家族で楽しみながらお手入れができています。子どもが大きくなったら、ガゼボなどを設けてくつろげるお庭づくりもいいなと、今から夢が広がっています。
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計画段階から依頼し、ライフプランに応じて建物の基礎から検討
イメージ通りの外構とお庭を実現できただけでなく、様々な提案もしてくださいました。将来子どもたちが乗る自転車をどこに停めたいか、年を重ねてからの歩行の導線、いずれカーポートを追加したくなったら……など、これからの生活を一緒に考えてもらい、それに合わせて建物の基礎の形も検討。建物の計画段階から相談したからこそ、納得の外構プランを決定することができたと思います。また、建物の施工が予定よりも長引いてしまいましたが、建築会社とも直接連携をとっていただき、施工の担当範囲や進め方、重機を入れるタイミングなど、素人ではわからない部分もプロの目線でやりとりしていただけ、安心してお任せできました。
やりとりはメールなどでスムーズに行えましたし、プランナーさんをはじめ、職人さんもみなさんとても親切で、最後まで丁寧に仕上げていただきました。引き渡し後のフォローも細やかで、何かあったらsoenさんに相談すれば大丈夫、という安心感もあります。
soenから〜プランニングのポイント
二世帯・三世代で育むお庭と、光が重なるファザード演出
H様とは、ご実家のお庭のリ・ガーデンを第一期工事、H様邸の外構・お庭づくりを第二期工事として、数年にわたるお付き合いをさせていただいています。二邸をつなぐお庭では、大切にされてきた木々を残しながら、シルバー系のウエストリンギアやスクエアなブロック塀などを加え、新しい暮らしにも馴染むお庭づくりをご提案しました。紅葉など一部の樹木は、一度soenでお預かりしてH様邸のエントランスへ移植。ご実家のご両親からご夫妻へ、そしてお子様たちへと、世代をつなげるお庭づくりになったと思います。
照明計画では、木々を下から照らすアッパーライトに加え、フラットバーに組み込んだLED照明で下草を照らす演出もご提案しました。生活に必ず必要な照明ではありませんが、施主様が「素敵ですね」と採用くださり、高級感・上質感のある幻想的なアプローチに仕上がったと思います。
階段は、自然の風合いと上質感が魅力の玄武岩に。間接照明は、真正面から向かう際に光が目に刺さらないよう、仕切りを設置して、足元だけを照らすように工夫しています。細身でシンプルな中にも上質感のある手すり・柵と相まって、シックモダンなファザードになりました。
インターホンとポストの機能を備えたシンプルな門柱は、施主様の支給品を設置しました。スタイリッシュな空間づくりに一役買っています。
《施工箇所》
・土間打ち
・階段
・ポーチタイル
・階段手すり
・デザイナーズレール(照明付)
・照明計画
・穴あきブロック
・門扉設置
・芝張り
・植栽
・門柱(オスポール)